【最新情報】自宅から現場まで歩いて移動 犯行後は別の道を通り帰宅 逮捕まで外出せず 捜査本部 事件2日後には容疑者絞り込む 男の身柄送検 黙秘続ける【長野3人殺傷事件】
JR長野駅前で男女3人が刃物で刺され死傷した事件で、逮捕された男は自宅から現場まで歩いて移動し、犯行後は違う道を通って帰宅していたことが新たに分かりました。
逮捕から一夜明け、容疑者の男の身柄が午前10時半すぎ、長野中央警察署から長野地方検察庁に移されました。
殺人未遂の疑いで送検されたのは、長野市西尾張部の無職、矢口雄資容疑者46歳です。
1月22日夜、JR長野駅善光寺口で3人が刃物で刺された事件では、長野市丹波島の会社員、丸山浩由さん49歳が死亡。男女2人が重軽傷を負いました。
矢口容疑者はこのうち、女性の背中を刃物で突き刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、矢口容疑者は自宅から長野駅まで歩いて移動し、犯行後は別の道を通って帰宅していたことが新たに分かりました。
帰宅後は一度も外出していないことも判明しています。
捜査本部は事件から2日後には容疑者を絞り込み、逮捕状を請求していたということです。
認否や動機については依然、黙秘を続けているという矢口容疑者。
捜査本部は27日も家宅捜索を行い、まだ見つかっていない凶器などについて調べています。