アイスモンスターとも呼ばれる蔵王の冬のシンボル・樹氷。
今年は寒さで成長が早く例年以上の大迫力です。
27日の様子を取材しました。

白壁里沙子 アナウンサー
「午前の部には100人ほどの予約が入っているということです。こちらに並んでいる雪上車6台に乗り込んで樹氷原に向かいます」

樹氷ツアーの出発地点蔵王町のすみかわスノーパークには、午前中から台湾からのツアー客などの姿がありました。

標高が上がっていくにつれ車窓から見える木々の姿が変化していきます。
約45分で標高1600メートルの鑑賞ポイントに到着しました。

白壁里沙子 アナウンサー
「きょうはよく晴れているので、遠くの方まで見渡すことができます。圧巻。樹氷の大きさは私の身長を遥かに超える5m以上に成長しています」

木に氷や雪が吹き付けられることでできる樹氷はアイスモンスターとも呼ばれていて、今シーズンは12月に寒い日が多かったことでハイペースで成長し例年以上に大きく綺麗に仕上がっているということです。

訪れた人（台湾から ）
「とても美しいです。素晴らしいです」
訪れた人（仙台から）
「若い時からずっと樹氷、樹氷って言っていて、やっと来られました」

マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ　山家旭さん
「アイスモンスターと呼ばれる樹氷は世界でも日本の一部の山でしか見ることができません。世界的にも有名なこのアイスモンスター樹氷をご覧いただきたい」

樹氷ツアーは3月23日までの予定で1日2回の予約制となっている。