重労働…豪雪地帯を助ける“スノーバスターズ” 2年ぶりに出動「腰にきますね」宮城・大崎市
宮城県大崎市の鬼首地区。県内有数の豪雪地帯だ。
「累積降雪量は4メートル85センチこの時期にしては結構多い。」
26日、ボランティアによる「スノーバスターズ」が2年ぶりに活動した。
鬼首地区では住民700人あまりのうち、65歳以上の高齢者が6割を占めていてその暮らしを助けるのが役目だ。
住民
「雪かき(午前)4時頃からやっていた時もあったので、うれしいです。やっぱり。(スノーバスターズを)待ってる」
出入りの多い玄関前は特に念入りに。
固まった雪はスコップで砕きながらの重労働だ。
昔から雪の多い鬼首地区だが、近年はある変化があるそうで…
鬼首地域づくり委員会大沼幸男 委員長
「湿雪になる。重い雪になるのが問題です。温暖化だと思います」
26日は、2時間半をかけて12軒の民家で除雪を行った。
参加者
「今回の雪は凍っているので結構大変ですね」
「腰に来ますね。重くて。雪が重くて」
豪雪地帯の暮らしを守るスノーバスターズ。
高齢化が進む中その重要性が増している。