警察官の「鑑識技能」競技会 岡山県警
警察官が事件の現場に残された証拠を採取して犯人の特定につなげる「鑑識」の技能向上を図る競技会が、今日(14日)、岡山県警察学校で開かれました。
鑑識競技会には岡山県の22の警察署から、66人の警察官が参加しました。捜査能力を底上げするため、今年から参加対象が地域警察官から全ての警察官に拡大されました。
競技の想定は、公園の駐車場で通行人が暴行を受け、犯人が逃走したというものです。評価の基準は、事件現場から犯人の特定につながる痕跡を正確に収集することなどです。3人1組に分かれた警察官は、制限時間の40分間に、犯人が飲んでいた空き缶からDNA鑑定するために「だ液」を採取するなどしました。
岡山県警は、競技会を通じて鑑識の技術と精度を高め、犯人の検挙率向上につなげたいとしています。
最終更新日:2024年11月14日 16:00