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食品ロスと生活困窮者をつなぐ 自見英子消費者食品安全担当相が岡山県の現場視察

2024年9月11日 18:48
食品ロスと生活困窮者をつなぐ 自見英子消費者食品安全担当相が岡山県の現場視察

 まだ食べられる食品が廃棄される「食品ロス」と、生活に困っている人をつなぐ国内初の取り組みが、岡山県で行われています。物価高やコメ不足が続く中、全国に広めようと、消費者庁の担当相が今日(11日)、現場を視察しました。

 コロナ禍真っただ中の2020年、全国初の「本格的な公共冷蔵庫」としてオープンした、北長瀬コミュニティフリッジ。目的は困窮している親子や学生を「地域全体」で支えること。食品や日用品を幅広い個人、商店・企業から寄付してもらい、コロナ禍が明けた後も、1日当たり70から100世帯が利用しているということです。

 この現場を視察したのが自見英子消費者食品安全担当相。物価高やコメ不足が暮らしを直撃する中、消費者庁は食品が廃棄される「食品ロス」を減らし寄付につなげる施策に力を入れています。自見担当相は野菜などの提供を続けている岡山市のスーパーも視察し「全国のスーパーやコンビニに参考にしてほしい」と、岡山発の取り組みの普及に意欲を示しました。

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