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岡山市女児虐待死事件 母親に求刑通り懲役10年の判決

2024年9月11日 18:52
岡山市女児虐待死事件 母親に求刑通り懲役10年の判決

 3年前、岡山市で、交際相手と当時6歳の女の子を虐待し死亡させたとして罪に問われていた母親の裁判員裁判で、岡山地方裁判所は今日(11日)、求刑通り懲役10年の判決を言い渡しました。

 判決を受けたのは岡山市の無職、西田彩被告36歳です。判決によりますと西田被告は3年前の9月、交際相手だった男と共謀し、当時6歳の娘の真愛さんを布団にくるんで押し入れに放置するなどの暴行を加え、その後、低酸素脳症で死亡させたなどとして、逮捕監禁致死などの罪に問われていました。

 この裁判員裁判は、実行犯として懲役刑が確定した元交際相手との、共謀の成立が争点となっていました。

 判決公判で岡山地裁の本村曉宏裁判長は「虐待を受けている真愛さんの目の前を何度も通り過ぎるなど、犯行の実現に重要な寄与をした。」などと共謀を認定。ほう助にとどまると訴えた弁護側の主張を退け、西田被告に対し、求刑通り懲役10年の判決を言い渡しました。

 被告側は即日控訴しました。

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