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「伝統芸能の楽しさ知って!」小学校で能楽師の巡回公演

2024年6月5日 18:58
「伝統芸能の楽しさ知って!」小学校で能楽師の巡回公演

 子ども達に日本の伝統芸能を身近に感じてもらおうと、高松市の小学校で、能楽師による巡回公演が行われました。

 香川大学附属高松小学校を訪れたのは、東京を拠点に狂言や能の舞台を行う「善竹狂言会」と「観世九皐会」のメンバーです。

 6年生およそ100人が、おもしろおかしく物語が展開していく狂言や、謡や囃子に合わせて、情感たっぷりに演じられる能をじっくりと鑑賞。舞台で使われる道具を身に着けたり狂言の演目に挑戦したりしました。

 児童達は次々と増え続けるキノコの役を担当し、すり足で歩きながらコミカルに演じていました。巡回公演は、子どもの豊かな感性を育もうと文化庁が全国で開いていて、児童達は伝統芸能の楽しさを身をもって学んでいました。