中山間地域のガソリンスタンドに災害用物資を備蓄 岡山県
1年前の能登半島地震で道路が寸断され、支援物資の輸送が困難だったことを踏まえ、岡山県は中山間地域のガソリンスタンドに、災害用の物資を備蓄する取り組みを進めています。
今日(27日)、災害用の備蓄品が持ち込まれたのは、高梁市のムラカミ石油です。水を注ぐだけで食べられるアルファ化米と飲料水、それに携帯用トイレが、岡山県から提供されました。
去年1月の能登半島地震で、土砂災害で道路が寸断され、支援物資の輸送が困難だったことを受け、県は今月17日から、石油商業組合を通じて災害用の備蓄品を配っています。備蓄品の配置は、高梁市をはじめ新見市や笠岡市など県内10カ所の、自家発電設備を備え災害時も給油可能な住民拠点サービスステーションです。
県は今後も民間の協力を得ながら、中山間地域に備蓄の拠点を増やし、災害時の迅速な支援に繋げたいとしています。
最終更新日:2025年1月27日 18:57