香川県内8市9町の防災対策 取り組み遅れる
香川県内8市9町の防災対策について、「避難対策」や「医療救護対策」など5つの項目で取り組みが遅れていることが、県のまとめで分かりました。
香川県は、県内の各自治体における防災対策の進捗状況を、89項目に渡ってまとめています。
この内「避難所ごとの運営マニュアルを作成している」のは、宇多津町のみ。高松市や丸亀市など14の市と町が作成中で、土庄町と小豆島町は作成していませんでした。
また「要支援者の個別避難計画を策定している」のは、東かがわ市のみで、他の16の市と町は作成中でした。この他「救護病院など医療施設が被災した場合の応急復旧計画を策定している」のは3市のみにとどまるなど、取り組みが遅れている項目が5つありました。
県は能登半島地震での課題も踏まえてガイドラインを作り、市町や自主防災組織などの取り組みを後押ししたいとしています。
最終更新日:2025年1月17日 11:56