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倉敷市真備町 まびふれあい公園オープン 西日本豪雨の復興のシンボル

2024年7月3日 12:04
倉敷市真備町 まびふれあい公園オープン 西日本豪雨の復興のシンボル

 西日本豪雨から間もなく6年です。大規模な浸水被害にあった倉敷市真備町で、復興のシンボルとして市が整備してきた「まびふれあい公園」が完成し、3日、開園式が行われました。

(伊東香織市長)「真備の復興のシンボルの場ともなる、そして真備の魅力を発信できる場として、ぜひ色々なご利用をお願いしたい。」

 真備町に整備された、まびふれあい公園は、6年前の豪雨で決壊した小田川の、周辺の土地をかさ上げして造られました。

 敷地面積はおよそ4.5ヘクタール。備蓄倉庫などを備え、災害時は避難場所として活用され、芝生広場には乗用車など最大400台が駐車できます。災害の歴史を風化させず、市民が交流する場として、設計には建築家の隈研吾さんが携わりました。

 倉敷市では真備町を中心に災害関連死を含め、75人が亡くなった西日本豪雨から、間もなく6年。住民がふれあう憩いの場として、新たな防災拠点として、まびふれあい公園が3日、オープンしました。