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総社市のウクライナ避難民 徳島市へ「感謝」市長に報告

2024年5月31日 18:57
総社市のウクライナ避難民 徳島市へ「感謝」市長に報告

ロシアのウクライナ侵攻から逃れ、2年間、岡山県総社市に避難していた女性が、新たな生活を始めることになり、市長に別れの挨拶をしました。

総社市の片岡聡一市長を訪ねたのは、ウクライナから総社で避難生活を送ってきたチジェンコ・アロナさん34歳。日本で知り合った男性と結婚し、明日から徳島県で新しい生活を送ることを伝えました。

元々日本に興味があり、戦火から逃れるため、2年前、外国人のコミュニティが盛んな総社を避難先に選びました。市は誰一人知り合いのいないアロナさんを臨時職員として採用し、日常生活を援助しました。持ち前の明るさで周囲と打ち解け、市内の小中学校で、平和やウクライナの文化に関する講演を行うなどしてきました。

片岡市長から、はなむけの言葉と花束を受け取りました。市長との面会後、遠い母国の状況に想いを馳せながら、過ごした総社の思い出を語ってくれました。徳島県に移り住むアロナさんは、ウクライナの文化を発信する施設を作るということです。

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