岡山県知事と岡山市長 会談実現も・・・溝は埋まらず
1年越しの実現も、溝の修復には至りませんでした。岡山県の伊原木知事は新アリーナの建設や、県施設の負担金を巡って、岡山市の大森市長と会談したことを明らかにしました。
(伊原木隆太知事)「とりあえず会ってみることで、景色変わるかなと思ったが、率直に申し上げて、あまり前向きな愉快な会議ではなかった。」
岡山市の新アリーナの構想を巡っては、県が費用の負担を断ったため。6月、市が単独で進める方針を示しています。また、県総合グラウンドの負担金の問題でも一時、市が県への訴訟を検討するなど、互いの溝は深まっています。
3日の定例会見で伊原木知事は、去年から続いていた大森市長の呼びかけに応じて、6月28日に県庁内で会談した事を明らかにしました。会談内容については一連の問題について進展はなく、大森市長からは「残念」などの言葉をかけられたことを明かし、今後の会談について「白紙」と強調しました。