ホタルの幼虫 小学生が放流 総社市

自分達の住む地域をホタルの飛び交うきれいな場所に戻そうと、今日、岡山県総社市の川に地元の小学生達がホタルの幼虫を放流しました。
総社市の大溝川を訪れたのは、地元の山手小学校の5年生58人です。子ども達は川の環境を守りホタルが飛び交う場所にしようと、3年前から地元の自治会と協力してホタルの幼虫の放流を行っています。今年、持ち込まれたのは、川で捕まえた卵を小学校で育てた300匹の幼虫。美しい光を放つことを願いながら、餌になるカワニナとともに川に放ちました。
地元の自治会によりますと、20年ほど前はゴミのポイ捨てや護岸工事でホタルの乱舞を見る機会が減っていましたが、去年は夜空を舞う姿が多く確認され、回復の兆しを感じたそうです。
最終更新日:2025年3月13日 18:58