×

瀬戸内市民病院の看護師 懲戒免職処分 注射器や栄養補助食品など449点を盗み書類送検

2025年1月24日 18:53
瀬戸内市民病院の看護師 懲戒免職処分 注射器や栄養補助食品など449点を盗み書類送検

 瀬戸内市民病院の看護師が、3年間に渡って医薬品や医療資機材など449点を盗んでいたとして、病院は今日(24日)付で1人を免職、4人を訓告処分としました。

 懲戒免職となったのは、瀬戸内市民病院の50代の女性看護師です。瀬戸内市民病院によりますと、看護師は去年9月から過去3年間、注射器や栄養補助食品など449点、金額にして5万6000円余りを盗んでいたということです。

 去年(2024年)9月に、院内で16点の栄養補助食品が無くなっている事が判明し、病院が盗難の可能性があるとして警察に被害届を出しました。そして翌10月に、この看護師が衛生用品を自分の鞄に入れて帰ろうとしたところ、警察官に任意同行されたということです。盗んだ理由について「家にあったらいいなと思って持ち帰った」と話しているということです。

 看護師は今月21日に窃盗の疑いで書類送検され、盗んだものを全て返却しましたが、事態を重く見た病院側は看護師を今日付で懲戒免職。当時の上司など4人を訓告処分としました。

最終更新日:2025年1月24日 18:53
    一緒に見られているニュース