リニア新幹線の工事を巡り、国のモニタリング会議の委員らが、山梨県側から行われているボーリング調査を視察しました。

15日視察したのは、国のモニタリング会議の矢野座長らです。

山梨県側から行われているボーリング調査は、川勝前知事の要望などで中断していましたが、５月に再開。その後、鈴木知事が県境付近の調査を許可しています。

委員らは工事の進捗などのほか、想定を超える湧水が発生した場合の対策を確認しました。

（矢野 弘典座長）
「まもなく静岡工区にも到達する。ぜひ慎重にしかも迅速に作業を進めて、そして発生した問題については適切に対処していただきたい」

調査は15日現在、県境339ｍの地点まで進んでいるということです。