【榛原総合病院】長時間停電原因は“電気設備のコンデンサー老朽化”か…管理者の牧之原市など点検強化へ(静岡)
23日、静岡・牧之原市の榛原総合病院が、電気設備の不具合により長時間停電したことについて、建物の管理者である牧之原市などは、今後の点検を強化していく方針です。
これは、牧之原市の榛原総合病院が、23日、約13時間にわたり停電したものです。この影響で、医療機器が一部使用できなくなり、救急患者の受け入れや手術の中止のほか、外来患者の診療にも大きな影響が出ました。
停電の原因は電気設備であるコンデンサーの老朽化による不具合とみられ、部品を交換することで復旧し、現在は通常通り受け入れを行っています。
この件を受け、病院の建物や設備の管理している牧之原市の杉本市長は、「法定点検では問題はなかったが、今後は点検項目を見直し、異常の早期発見につなげる。二度とこのようなことが起こらないようにしたい」と述べました。