今が旬のイチゴ。特に3月から4月にかけては甘みも増して最も収穫が盛んな時期。そんな今こそ食べたいイチゴ農家が一番おいしいと太鼓判を押す贅沢過ぎるスイーツを紹介します。

まず向かったのは大井川にもほど近い島田市にあるイチゴ農園「ありすふぁーむ」。元々バラが栽培されていた背が高いハウスを利用してイチゴが栽培されています。代表の渡瀬さんはかつて競艇選手を目指していたという異色の経歴の持ち主で、9年前にイチゴ農家となりました。栽培しているのは静岡県生まれの品種で見た目も味も高級感あふれる「きらぴ香」です

（澤井 志帆 アナ）
「さすがきらぴ香。宝石のようにキラキラ、ピカピカしてますね」

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「そうですね、この光沢が普通のイチゴと全然違うと思います。ウチのありすふぁーむの特徴は、農家が一番お客様に提供したい状態、完熟の状態で全部出してます。そうですね、そこだけは譲れないです」

収穫したばかりの完熟のきらぴ香を試食させていただきました

（澤井 志帆 アナ）
「うーん、甘い。濃厚な果汁が口の中に広がりますね」

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「もう、自慢のイチゴなんで」

（澤井 志帆 アナ）
「あとやっぱりきらぴ香なので、香りもとにかく爽やかでいい香りです」

イチゴ狩りなどとは違い本来、出荷用のイチゴは店頭に並ぶまでの日数を逆算して完熟する前に収穫するのが一般的です。しかし、渡瀬さんはイチゴが一番おいしい完熟の状態で提供したいと、完熟で収穫したイチゴを全て直売所とネットで最高の状態で販売しています。そのため、朝収穫した完熟のイチゴはすぐさま直売所に並べられるという訳です

（澤井 志帆 アナ）
「採れたて新鮮な完熟イチゴが買えるということですよね」

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「そうです。 本当に朝採りの完熟のイチゴでございます」

さらに直売所では、この完熟イチゴを使った贅沢なイチゴスイーツも販売しています。こちらは見た目のインパクトも抜群！イチゴをおよそ15個も使った「いちご10倍クレープ」

（澤井 志帆 アナ）
「もう辺り一面、イチゴの世界ですね」

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「はい、もうイチゴだらけです。どこを食べてもイチゴです」

（澤井 志帆 アナ）
「いただきます。うーん、おいしい」

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「いやあ、良かったです。本当もうイチゴが甘いのでどんどん進むクレープだと思いますね」

（澤井 志帆 アナ）
「勿論これも完熟したものだけを使っているんですよね」

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「そうです。完熟だから出せる味ですね」

他にも完熟いちごを贅沢に使った濃厚なスムージーに、平日限定のストロベリーパルフェやいちご大福なども人気です。

（ありすふぁーむ　渡瀬 豊 代表）
「もうイチゴ農家だからできる量と味の濃さ。僕が最初に食べたのが完熟イチゴおいしいなと思って、イチゴ農家始めたんで、この味だけは守っていきたいなって思ってます」

続いて向かったのは磐田市。完全予約制でイチゴ狩りができる「くりみ苺園」です。

（澤井 志帆 アナ）
「わあ、開放感があって明るいハウスですね。イチゴのいい香りもしています。あちらにもハウスがあるんですね。 広い」

こちらで栽培されているのは甘みと酸味のバランスに優れ、中まで赤い紅ほっぺと、酸味が少なく甘みが強い章姫の2品種。どちらも静岡県生まれのお馴染みの品種です。

（澤井 志帆 アナ）
「早速、ポキっと。おいしそー。いただきまーす」

（くりみ苺園　内山 由貴 さん）
「すみません、ちょっとこちらで召し上がるのはご遠慮頂いて、向こうにテーブルのご用意がありますので、そちらの方でどうぞ」

そうなんです。こちらのイチゴ狩りは、その場ではなく、収穫したイチゴをテーブル席に持っていき落ち着いて食べるスタイル。

（澤井 志帆 アナ）
「うーん、甘い。酸味がまろやかでバランスがいいので、この甘みをより引き立ててますね。摘んですぐに食べるのもいいんですけど、こうやって椅子に座ってゆったり食べるのもまたいいですね」

しかし驚くのはそれだけではありません。

（澤井 志帆 アナ）
「色々ありますね」

（くりみ苺園　内山 由貴 さん）
「こちらにスタッフが焼いてる焼き立てワッフルですとか、各種ドリンクのご用意がありまして」

他にもチョコタワーやあんこ、ホイップにバニラアイスまで用意され、なんと自分で好きなようにイチゴのスイーツを作って楽しむことができるのです。

（澤井 志帆 アナ）
「凄い、夢のようなんですけどこれさすがに別料金ですよね」

（くりみ苺園　内山 由貴 さん）
「いえ、そんなことなくてこれは全部セットになってます」

（澤井 志帆 アナ）
「えっ、全部食べ放題ですか。すごーい！ウキウキ」

スタッフがその場で焼いてくれる焼き立てのワッフルをはじめ、食材を好きなだけ使って、オリジナルのイチゴのスイーツが作れるので、時間も忘れて夢中になってしまいます。

（澤井 志帆 アナ）
「わぁ、すごーい！もうこれで一気に映え確実」

そして、こちらが完成した澤井アナ作のスイーツ。出来栄えは如何でしょう？

（澤井 志帆 アナ）
「完成しました。イチゴに合うもの全部乗っけてみたスペシャル、どうでしょうか」

（くりみ苺園　内山 由貴 さん）
「かわいいです。わんぱくな感じがして」

（澤井 志帆 アナ）
「そうですね この一皿に私の性格が全て詰まっております。うーん、サクサクで中もっちり。甘さが控えめなので、よりイチゴの甘さを感じられます。自分で作ったので楽しかったですし、よりおいしく感じます。このカフェスタイルのような雰囲気で、いちご狩りを楽しむっていうのもまたいいですね」

（くりみ苺園　内山 由貴 さん）
「そうですね、他にはあまりないのでゆっくりイチゴとこのスイーツ組み合わせて頂いて、楽しんで頂けたらと思います」

こちらのいちご狩りは完全予約制ですので、詳しくはHPをご確認ください。