議会事務局で他人の机から現金盗んだとして男性職員を懲戒処分(掛川市)
静岡・掛川市は、議会事務局内で他人の机から現金を盗んだとして議会事務局の男性職員を懲戒処分したと発表しました。
4日付で停職4月の懲戒処分となったのは、掛川市役所の議会事務局の主任で46歳の男性です。掛川市によりますと、この職員は、2023年10月13日に議会事務局内の他人の机の中に入っていた市議会会派からの預かり金 約4万7000円を持ち出し私的に使用したということです。10月23日に別の職員が支払いのため預かり金を確認したところ、現金がなくなっていることに気付いて発覚し、その後、男性は返金と謝罪を行ったということです。預り金はWi-Fi使用料として市議会会派から集金したもので、施錠していない机の中に現金を封筒に入れた状態で保管されていました。
掛川市議会の山本 裕三 議長と久保田 崇 市長は連名で「公務への信頼を損なうばかりでなく大きな不信の念を与える結果となり心からお詫び申し上げる」とのコメントを発表しています。市では金銭について適切な管理体制を整備し再発防止に努めるということです。懲戒処分を受けた男性は同日 依願退職しています。