【親族3人殺害】「別人格が犯行に及んだ」被告の元警察官の男が主張…13日 被告人質問で(地裁浜松支部)
浜松市で祖父母と兄を殺害した罪に問われている元警察官の男の被告人質問で、男は「別人格が犯行に及んだ」と主張しました。
元警察官の被告の男は、2022年3月、浜松市中央区の自宅で、祖父母と兄をハンマーや金づちで殴って殺害した罪に問われています。被告の男は、初公判で「人を殺した記憶がない」と起訴内容を否認し、刑事責任能力の有無が争点となっています。
13日の被告人質問で、被告の男は、「事件当日の記憶が欠落している」と述べました。その上で、犯行についてはボウイという別人格から、「3人を殺したのは父親だと言われたが、その後、別人格のボウイから自ら殺したと説明された」と主張しました。また、凶器のハンマーについても用意した記憶がなく、祖父母と兄が血を流して倒れているのを見て「パニックになった」と述べました。
判決は2025年1月15日に言い渡されます。
最終更新日:2024年11月13日 20:28