国税庁かたり「外国で購入した革製品の関税払っていない」など詐欺 清水区の女性400万円被害(静岡)
2024年9月から10月にかけて静岡市清水区の70代の女性宅に国税庁をかたり「関税を払っていない」などと電話があり、現金およそ400万円をだまし取られる詐欺事件がありました。
警察によりますと、2024年9月17日、静岡市清水区の70代の女性の自宅に、国税庁を名乗る男から電話があり、「外国で購入した革製品の関税を払っていない」などと告げられました。
さらに後日、警察官をかたる男に「マネーロンダリングの疑いがある」などと言われ、口座の動きを確認するため指定した口座に現金を振り込むように指示されるなどして、10月22日までの間、複数回にわたり現金およそ400万円を振り込み、だまし取られたということです。
警察では「警察がお金を振り込むよう指示することはありません」「お金を要求する電話があったら家族や警察に必ず相談して下さい」と呼び掛けています。