【退任の辞】「水・環境保全とリニア両立へ 十分議論の時間確保でき役割終えた」川勝知事が静岡県HPに”退任のあいさつ”掲出(静岡)
5月で辞職する静岡・川勝知事が1日、県のホームページに「知事退任あいさつ」を掲出しました。
これは、県ホームページの「ようこそ知事室へ」に5月1日「知事退任あいさつ」として掲出されたものです。
あいさつ文は新型コロナ禍がほぼ終息した前年の振り返りから始まり「東アジア文化都市2023静岡県」が大成功だったと自ら称えたうえで「あさみどり 八十八夜の初摘の 新茶寿ぐ富士の霊峰」と、“川勝流”に時節を詠う書き出しです。
そしてリニア問題について改めて「命の水の保全」が自らの使命だと強調。
「南アルプスの自然環境と水資源を守るため全力を傾注し、水資源・自然環境保全とリニア実現の両立に向け、十分に議論する時間が確保でき一区切り、自身の役割を終え 5月9日に辞職する」などとコメントし、「ひとえに、皆様の温かい御支援の賜物です」「ありがとうございました。さようなら」などと県民への感謝の辞で結んでいます。