「花散らし」の大雨…午後には天気回復も地盤の緩みに伴う土砂災害など引き続き注意(静岡)
9日の静岡県内は、前線や低気圧の影響で明け方から大雨、各地で満開を迎えている桜にとっては「花散らし」の雨となりました。天気は午後から回復しましたが、土砂災害など引き続き注意が必要です。
気象台によりますと、9日は前線を伴った低気圧が西日本から東日本の南岸を進んだ影響で、暖かく湿った空気が流れ込み太平洋側を中心に大気の状態が不安定となりました。県内では、明け方から各地で大雨となりました。
午後3時までの24時間雨量は、伊豆市天城山で197ミリ、御殿場市で131ミリ藤枝市高根山128.5ミリなどとなっています。
(三間 将一 カメラマン)
「雨と風によって桜の花が散ってしまっています」
天気は午後から回復してきていますが、気象台は、地盤の緩みに伴う土砂災害などへの注意を呼びかけています。