斜面崩落でトンネルに亀裂 専門家が調査(静岡・焼津市)
2024年7月静岡市と焼津市の間にある大崩海岸でおきた斜面崩落でトンネル内に亀裂が発生した問題で、国交省などの専門家が現地調査を行いました。
ことし7月2日静岡市と焼津市の間の県道沿いの斜面が崩れ、そこを通っている浜当目トンネル内にひび割れができたため通行止めになっています。
きのうは国交省や土木研究所などの専門家8人と県などの関係者が集まりひび割れの現場や始まったばかりのボーリングのサンプルなどを確認しました。
ドローンを使った崩落現場の視察では、斜面にまとまって崩れた大きな層の痕跡がないか念入りに調べていました。
きのうの調査を受けて県はいくつかのボーリング調査を行い、崩落の仕組みや安全性を確かめるということですが、焼津市側からの小浜地区への通行再開のめどは立っていません。