夏の参院選に向け 野党連携の行方は 静岡県内の立憲・国民・連合が3者協議
2025 年夏の参院選を巡って野党共闘は進むのでしょうか。立憲民主党県連と国民民主党県連、連合静岡の3者は20日、対応を確認しましたが、立憲側はその態度を明らかにしませんでした。
20日朝、連合静岡には立憲民主党県連の源馬代表や、国民民主党県連の田中会長らが訪れ、3者による会議が開かれました。
参院選を巡って連合静岡は、出馬を予定している国民民主党の榛葉賀津也幹事長の推薦を決めていますが、立憲民主党県連は、榛葉幹事長を支援・推薦するのか、あるいは独自に候補者を擁立するのかなど、その対応をまだ未定としています。
20日の会議でも連合静岡から参院選の対応を問われた立憲民主党県連は、「党本部の方針が定まっていない」として態度を明らかにしなかったということです。
(立憲民主党県連 源馬 謙太郎代表)
「党本部がこれからどうしていくか、あるいは県連でも何も話をしていないので今後決めていくことになりますという話をしておきました」
(連合静岡 角山 雅典会長)
「党本部の方針がいつぐらいまでに決まってくるのかという話をした中では3月いっぱいぐらいまでに決まってくると思うという話をされていた」
一方、国民の榛葉幹事長からは18日、立憲側に対し、批判的な声も聞かれました。
( 国民民主党 榛葉 賀津也幹事長)
「最近、立憲民主党の野田代表も103万円の壁に後ろ向きなことを言っていた。将来のためにならないとか。そんなことあるわけない。我々がやろうとしている政策に後ろ向きや、もしそれを否定するのであれば/与党を倒すために連携するということはないです。」
参院選・静岡選挙区では、このほか、自民党で現職の牧野京夫さん、共産党で新人の鈴木千佳さん、参政党で新人の松下友樹さんが出馬を予定しています。