静岡は“文具王国” 全国から買いに来る注目の文具スポットと最新アイテムを紹介
「文具」みなさん、最近使っていますか?スマホなどデジタル化で減少しているかと思いきや…文具の売り上げはコロナ禍による落ち込みはあったものの、2024年は再び1600億円を超えるなど成長を続けているのです。
なかでも静岡は…
(文具店社長)「静岡県は文具王国って言われているくらい珍しい県」
北海道や九州からわざわざ文具を買いに来る人がいたり…まさかの意外な店に充実すぎる驚きの文具コーナーがあったり…
きょうのevery.Lifeは、“文具王国”と言われる静岡の全国から注目されるスポットと最新アイテム紹介します!
まずは富士市から!全国から文具マニアが集まる注目店があるそうですが…教えられた場所にあったのはセブンーイレブン!?コンビニに文具マニアが集まるとはどういうことなのか…疑問を抱きつつ店内に入ってみると!!なんと!一番目立つ棚のほどんどを文具が占領しているではありませんか!!一体なぜコンビニがこんなことになっているのか??オーナーに聞いてみると!
(セブンーイレブン富士市中柏原店 オーナー 蛭川祐子さん)
「近くに商店やスーパーや文房具店もないところ、少しずつ文房具を置いているうちにだんだんお客さんに認知されて、わたしも文房具が好きということもあり、どんどん数が増えてしまってこんな規模になってしまった」
セブンーイレブン富士市中柏原店では、文具好きのオーナー蛭川さんが厳選したおよそ700点の文具が並ぶ、かなり珍しいコンビニなのです。
(蛭川さん)
「北海道から静岡で推しのLiveがあるときにわざわざ寄っていただいたり、ジュースを買おうと思ったのに文房具を買っちゃったとかというお客様もいらっしゃって、楽しんでいただけているかなと思う」
特にマスキングテープの品ぞろえが充実していて、セブンイレブンぽさが光るオリジナル商品まで開発!
(蛭川さん)
「私がマスキングテープがもともと好きで、セブンーイレブン富士市中柏原店としてのものを出したいと思って、本部にも許可を取って出した商品」
貴重性とかわいらしさから、販売から約3年半ですでに600個以上売れる人気商品に!
さらにこんなコンビニらしいオリジナル商品も!おにぎりの具材を再現したインクで、イチオシは「焼鮭ラメ」。焼いた鮭のおいしそうな色を忠実に再現しています。実はいま「インク」は100円ショップで買えるガラスペンなどでも気軽に楽しめるとファンが増えていて、広島在住の瀬木さんもこの店の商品にほれ込みわざわざ買いに来たといいます
(インクマニア 瀬木裕子さん)「コンセプトや楽しみ方を紹介するのがすごい上手。自分のお店の商品とうまく掛け算ができないかなと考えるアクティブさ行動力をすごいもたれてる」
全国から注目されている個性的な文具店は森町にも!それが「森のシロくま堂」。およそ5坪というコンパクトな店にもかかわらず、多いときには1日100人年間1万人が来店する人気店なのです。そのヒミツは?
(森のシロクマ堂 石川羽美さん)
「学童文具や事務用品というのはほとんど置いていないわたしがときめいた文房具だけを並べているお店です」
そんな商品は、お客さんにも好評で…
(来店客)「すごいかわいいよね。おしゃれできれい」
好きなものがいっぱいあるところこの辺がインスタにあがっていたのでこれを見たくて
石川さんのオススメは県内在住のイラストレーターとコラボして作った、森町をくわえるシロクマのポストカードや、柿やメロンなど森町の特産が描かれたメモ帳など、シロクマと森町がテーマになっているオリジナル商品。
(石川さん)
「いろいろなところで文房具や雑貨が買えるなかで、森町に来て実際の商品を見て楽しんでいただく。うちで楽しんだあとにランチしたり、神社、仏閣お花めぐりを楽しんだり(お店が)森町の観光のひとつになったらうれしいな」
続いての注目店は…
(客)「新商品が結構あるので、あっ!っていう感じで」「ここに来たら全部そろうかなと思ってきました」
それが清水町にあるインク。社長の居山さん自身が文具をこよなく愛する文具マニアで、オリジナル商品も次々と開発しています!!
(インク 居山哲也 社長)「こちらの下敷きは、大人が使える下敷き」
その名も「ピタじき」。コンパクトな手帳サイズからA4まで8サイズを展開。大人が使いやすいピッタリサイズの下敷きなのです。さらに書きやすさにも強いこだわりが!!スタジオのみなさん実際に試してみてください!
この下敷きは、全国から募集したモニターからお墨付きをもらったうえで発売した自信作で、販売開始から約2年ですでに600枚以上売り上げるヒット商品に!
さらにインクでは、スタッフイチオシの商品をピックアップした「ブングランプリ」を開催。中でもオススメは「ユニボールONE P」。手に収まるサイズ感で持ち歩きたくなるデザインが女性に大人気。トレンドは「先細」で手帳に書きやすい0.38ミリの細さが一番人気です。
さらに注目はことし話題の蛍光ペン「キレーナ」
(居山さん)
「ペン先が変わっていまして、プラスティックのものがついている定規に直接ペン芯があたらない。インクが定規につかないという、ストレスをなくしている」
さらに人気があるというのが、こちらのハサミ。さあ、ここでスタジオのみなさんにクイズです!こちらのハサミある特徴があって小学生の保護者に大人気ですが…その特徴とは?
正解は…キャップと一体型になっているのです。小学校で使うハサミはキャップ付きを指定する学校が多いですが、失くしてしまうのが悩みの種。しかしそ、れもこのキャップ一体型のハサミで悩み解決です!
(居山さん)「静岡県は文具王国といわれているくらい珍しい県。こんなものがあるじゃん!とか自分の目的とは違ったモノとの出会える楽しみがある」
オリジナル性を極めたものからプチストレスを解消したものまで、進化を続ける静岡の文具に注目です!!