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この時季食べたい この時季ならではのソバ 静岡に名店あり!

2025年2月7日 17:42
この時季食べたい この時季ならではのソバ 静岡に名店あり!

最強寒波が日本列島を襲い温暖と言われる静岡でも体中が芯から冷え切ってしまうほどの極寒の日が続いていますが…

そんなときに食べたくなるのが湯気が立ち上りフ~フ~しながら食べるアッツアツのそば!

県内にはソバの名店が多くありますがそこには、寒い今の時期だけ食べられる期間限定の絶品そばが!!

こだわりの手打ちそばをほっとする味噌味のつゆで包み込んだかのような絶品「けんちんそば」に、どんぶりを埋め尽くす大きくてプリップリのカキや旨味エキスが染み出た極上のつゆとそばとのハーモニーがたまらない「牡蠣そば」まで。

(伊藤薫平キャスター)『いや、おいしいですね」「ふふふふふ」『そば食べて笑ったの初めてなんですけど』

7日のevery.lifeは寒い時季に食べたい!!そばの名店が作る、麺にもつゆにも具材にもこだわった期間限定のアツアツそば紹介します!!

まずは静岡市葵区平和の安倍街道沿いにある「手打蕎麦こなや」

(伊藤キャスター)
『店内天井が高くて開放的ですね落ち着いた雰囲気でおいしい蕎麦食べられそうですね』

こなやの蕎麦作りは蕎麦の実を石臼で挽くところから…挽きたて、打ちたて、茹でたてをモットーに毎日、製粉したてのそば粉を使い職人が丁寧にそば打ちした新鮮なそばを提供しています

こなやのそばは2種類。透明感のある洗練された江戸前のせいろと、蕎麦の実をあますことなく使い腰の強さを楽しむ極太の田舎そばがあります。

このこだわりのそばだけでも多くの人を唸らせる極上の味ですが、寒い時期にはより幸福感が味わえるようにさらに手間を加えて作るアツアツの「けんちんそば」が登場します

その作り方を見せてもらうと…

つゆはカツオベースのだしに味噌を溶かしたもので そこにサトイモやニンジン、キノコに豆腐、豚肉までたっぷりの具材を入れてひと煮たちさせます。

そしてそばは、存在感のある田舎蕎麦を使い、そこに先ほどの具材とつゆを注ぎ込み最後に、なめことゴマを加えて完成です。

(手打蕎麦 こなや鈴木智彦さん)
『お待たせいたしました「けんちんそばでございます』
(伊藤キャスター)『うわあ、具だくさんですね』
(鈴木さん)『そうですね、根菜がいっぱい入ってます』
(伊藤キャスター)『そして、いかにもあったまりそうですね』
(鈴木さん)『そうですね』
(伊藤キャスター)『おー、蕎麦きましたいや、太いですねうん、弾力凄いですね』
(鈴木さん)『そうですねあったかいおそばなんですけど 負けないような弾力を持ったおそばを使ってます』
(伊藤キャスター)『味噌風味なんで、味噌の旨味はあるんですけど、蕎麦の香り、 味が負けてないですね』
(鈴木さん)『そうですね田舎蕎麦というのは香りの強いお蕎麦ですので、こういう味噌だしにも負けないようなお蕎麦になってます』

そして、アツアツのつゆは…

(伊藤キャスター)『うーん、何かほっとしますね』
(鈴木さん)『そうですね、日本人ならではのお味噌の安心感っていうのはとてもおいしいと思います』
(伊藤キャスター)『そして、時間が経つごとにゆっくりと胃袋に落ちていって体がぽかぽかになりますやっぱ今週大寒波が襲ってますから、体の芯からあったまりますね』
(鈴木さん)『冬にもってこいのお蕎麦だと思います』

この「けんちんそば」は3月末までの期間限定。そばの味や香りも楽しめて温かい味噌スープで心も体もあったまること間違いなしです。

続いては静岡市清水区春日の南幹線沿いにある「蕎麦屋ふるさと」

50年以上の歴史があるといいますが店主の三上さんは17年前にこの店を引き継ぎました。

(伊藤キャスター)
『ご主人すみませんお蕎麦屋さんとうかがって来たんですけど魚おろしてますよね』
(ふるさと三上 万弥さん)
『ウチのお店はお蕎麦屋さんですけれども、一応それは表向きの姿で“蕎麦屋の皮を被った海鮮屋”』

実は三上さんの実家は鮮魚店。小さい頃から魚が身近にある環境で育ったため、そばがメインでありながら海鮮を使ったメニューも増えていったといいます。

ランチには蕎麦と一緒に三上さんが握る寿司がセットのメニューが大人気なのです

もちろん、そばにも強いこだわりがあり麺はやや太め。そば粉は国産100%で、その時々で、一番いい産地のものを選んでいて今は青森産と栃木産を使っています。

そんなそばにも海鮮にもこだわったふるさとのこの時季限定のアツアツそばは…

こちらの身が詰まったプリップリの宮城県・奥松島産のブランド牡蠣をたっぷり使うといいます。

海鮮の目利きである三上さんが自ら現地を視察してこれならば!と惚れ込んで直接仕入れている牡蠣なのです

この旨味たっぷりのカキを2年熟成させた本枯れカツオ節を中心にサバ節とソウダ節をブレンドした特注品のつゆで、ひと煮立ちさせ、牡蠣の旨味をたっぷりとつゆに染み出させます。

そのつゆをどんぶりに注ぎ大きな海苔を敷いた上に牡蠣をのせていきます。この牡蠣は加熱しても小さくならずプリプリのまま。

最後にゆずと三つ葉を乗せて完成です

(三上さん)『はい、お待たせしました牡蠣そばになります』
(伊藤キャスター)『うわあ、おいしそー牡蠣大きいですね』
(三上さん)『今が牡蠣の一番おいしい時季なんですよ この2月が』
(伊藤キャスター)『じゃあ、今回はちょっと牡蠣からいただきます。こんなにおいしいですか』
(三上さん)『このずーっとひく旨味10分位牡蠣の味します余韻が凄いですやっぱりね、本物って光ってるんですよそういう意味で、やっぱこの牡蠣は光ってます』

続いてそばも…

(伊藤キャスター)
『こちらも堪りませんねフフフフフ…蕎麦食べて笑ったの初めてですおいし過ぎて、笑えてきましたね』

さらにつゆも…

(伊藤キャスター)『おー、これもうまいですねだしの香りと旨味が十分に伝わってきますし牡蠣の旨味が溶け込んでますね』
(三上さん)『そうなんです そうなんです』
(伊藤キャスター)『いや、おいしいですそれぞれの蕎麦もだしも牡蠣も全部おいしいんですけど全体としてのバランスまとまりが完璧ですね』
(三上さん)『僕は才能あるんで…(笑い)ここはオンエアーしないでくださいね』
(伊藤キャスター)『これ、あのカットできないですよ』

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最終更新日:2025年2月7日 17:42