7月28日、菊川市の住宅で親子3人が殺害された事件で、鳥取県内で身柄が確保され腹部のけがで入院していた27歳の男について、警察は8月1日にも逮捕する方針を固めました。

この事件は7月28日、菊川市の住宅で夫（87）と妻（81）、娘（52）の親子3人が刃物で切り付けられるなどして殺害されたもので、警察は、殺人の疑いで夫妻の孫にあたる元自衛官の男（27）の身柄を7月30日、鳥取市内で確保しました。

男は確保されたとき、「自分がやった」などと事件について認めているということです。

確保された際、腹部に自ら刃物で刺したとみられる傷があったことから、鳥取市内の病院に搬送されけがの回復を待っていました。

捜査関係者によりますと、警察は、8月1日にも妻（男の祖母）を殺害した疑いで、男を逮捕する方針です。

また、8月1日、病院から菊川警察署に男の身柄を移送する方針だということです。