【富士山】今夏の富士登山者数は全体で前年比約1割減…山梨側で減少も静岡側は微増に 規制・管理や荒天影響か
今夏の富士登山について、山梨県側も含めたすべての登山者数は約20万4千人で、前年より1割近く減少しましたが、静岡県側からの富士山の登山者数は、2023年をわずかに上回り約8万9000人となりました。
環境省によりますと、2024年の富士山開山期間の山梨県側も含めたすべての登山者数は約20万4千人で、前年より1割近く減少しています。また、吉田ルートは前年より16%少ない約11万4千人でした。一方、静岡県側の3つのルートからの登山者数は、計8万9459人で前年に比べ約6%増えました。各ルートの内訳は、富士宮が約5万3千人、御殿場が約1万3千人、須走が約2万2千人でした。
富士登山者数が2023年を下回った要因として、環境省では、山梨県側が2024年から導入した入山規制や台風など天候の影響をあげているほか、静岡県側の登山者が増えた要因として、入山管理にとどまっている静岡ルートに登山者が流れた可能性があるとみています。
このほか、例年同様に体調トラブルやけがなどでの救助要請が多発したとして、環境省では、来シーズンに向け、安全・快適な登山のための注意を呼びかけています。
環境省によりますと、2024年の富士山開山期間の山梨県側も含めたすべての登山者数は約20万4千人で、前年より1割近く減少しています。また、吉田ルートは前年より16%少ない約11万4千人でした。一方、静岡県側の3つのルートからの登山者数は、計8万9459人で前年に比べ約6%増えました。各ルートの内訳は、富士宮が約5万3千人、御殿場が約1万3千人、須走が約2万2千人でした。
富士登山者数が2023年を下回った要因として、環境省では、山梨県側が2024年から導入した入山規制や台風など天候の影響をあげているほか、静岡県側の登山者が増えた要因として、入山管理にとどまっている静岡ルートに登山者が流れた可能性があるとみています。
このほか、例年同様に体調トラブルやけがなどでの救助要請が多発したとして、環境省では、来シーズンに向け、安全・快適な登山のための注意を呼びかけています。