路上の不審物はカラだった 回収するも危険性なしと判明 表面には「対戦車榴弾」の文字 北海道
北海道砂川市の路上で、筒状の砲弾のようなものが落ちているのが見つかりました。
その後、自衛隊に回収されましたが、その不審物は自衛隊が所有していたものとみられ、路上に落ちていた経緯について調べています。
これが路上に落ちていた砲弾のような不審物です。
午前9時半ごろ、砂川市吉野2条南3丁目で「道路上に不審物が落ちている」と目撃者から警察に通報がありました。
(不審物を目撃した人)「日曜日から見てた、あったってそちらの家の方が言っていました。まさかね、こんな静かなマチでそういうものが落ちていた…どうしたら落ちるんでしょうね」
警察によりますと、砲弾のようなものは直径およそ20センチ・長さおよそ80センチの筒状で、「対戦車榴弾」と書かれたラベルが貼られていたということです。
警察は、現場から半径およそ100メートルの範囲で住民を避難させましたが、警察から要請をうけた自衛隊が正午前に不審物を回収し、けが人などはいませんでした。
自衛隊によりますと、回収された不審物は120ミリ対戦車榴弾のケースで、中身は空だったため、危険性はないことがわかったということです。
自衛隊が現在、路上に落ちていた経緯について調べています。