北海道旭川市の旭山動物園のホッキョクグマ「ゆめ」が、１日に神戸市の動物園に移動します。

旭山動物園では最後の展示となった３０日、多くのファンがお別れに訪れました。

「ゆめ」は旭山動物園で２０２１年、４０年ぶりに誕生した赤ちゃんとして、多くの人たちを楽しませてきました。

園によりますと、ホッキョクグマの子育て期間はおよそ２年とされていて、母親のピリカが次の繁殖を目指すため、「ゆめ」を神戸市の王子動物園に移動させることになったということです。

（旭山動物園　大西敏文さん）「けっこうやんちゃだったので、色々とものを壊されかけていたので、王子動物園ではものを壊さなければいいなと思う。ホッキョクグマの繁殖は悲願だったので、夢がかなってありがとうと伝えたい」

「旭山最後の日」となった３０日は、たくさんのファンが訪れ、愛らしい姿を目に焼き付けていました。