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女子中学生いじめ死・凍死体で発見 母親が市を提訴 1億円超の損害賠償を求める 北海道旭川 

2025年2月17日 16:19
女子中学生いじめ死・凍死体で発見 母親が市を提訴 1億円超の損害賠償を求める 北海道旭川 

北海道旭川市のいじめ問題で、亡くなった女子中学生の母親が、旭川市に対し1億円を超える損害賠償を求めて旭川地裁に提訴したことがわかりました。

訴えを起こしたのは、2021年に旭川市の公園で凍死した状態で見つかった、当時中学2年生の廣瀬爽彩さんの母親です。

関係者によりますと、母親側は廣瀬さんへのいじめがあったにもかかわらず、旭川市が適切な対応をしなかったのは安全配慮義務違反にあたるとして、市に1億円を超える損害賠償を求め旭川地裁に提訴したということです。

この問題をめぐっては、2024年6月に再調査委員会が廣瀬さんへのいじめと自殺の因果関係を認定していました。

旭川市教育委員会の野崎幸宏教育長は「訴状が届き次第、適切に対応したい」としています。

最終更新日:2025年2月17日 16:22