国道を横断する“クマのような動物” 通行人が2度目撃 近くにはシカ 札幌市が痕跡調査
札幌市手稲区で18日朝、国道5号を横断するクマのような動物の目撃がありました。
札幌市では付近を調査しましたが、クマの痕跡は見つかりませんでした。
交通量の多い国道の近くで痕跡を調べる札幌市の職員たち。
午前4時ごろ、札幌市手稲区稲穂3条3丁目付近の国道5号で、買い物のため原付バイクで札幌方向に向かっていた男性が、左側の歩道から国道5号を横断するクマのような動物1頭を目撃し、警察に通報しました。
さらに10分後、男性が再び近くを通行すると、別のクマのような動物1頭が付近を移動していて、近くにシカもいたということです。
(札幌市の担当者)「少なくとも国道のほうには何も痕跡がなくて、こちらのほうではシカの足跡とかはいっぱいありましたが、クマのものはなかった」
札幌市と警察はクマとの遭遇に注意を呼びかけています。