無人で台車を運搬 物流業界の深刻な人手不足 作業の効率化を図る最新技術を紹介 北海道
深刻な人手不足が懸念される、物流業界のいわゆる2024年問題で対応が迫られるなか、作業の効率化を図る最新技術を集めた展示会が札幌で開かれました。
(宇佐美記者)「この機械は無人で台車を運ぶことができます。人や物を検知すると自動で止まるようになっています」
札幌商工会議所が主催したこの展示会には、全国から27の企業が出展し、物流や運送業界のための最新技術をPRしました。
仕分け作業での間違いを防ぐため、商品の数を自動で計る機械や、常温の商品と一緒に車に簡単に積むことができる冷凍・冷蔵ボックスなど、2024年問題で懸念される人手不足の解消を目指します。
(参加した運送業者)「いま人手不足で無人のものが活躍する時代になってくるのかなと。(作業を)機械にやってもらい簡素化できる製品を見たい」
主催者は、物流業界だけでなく消費者にも2024年問題を考えてもらうきっかけにしたいとしています。