プロ直伝“節電のコツ” エアコンの負担を減らすには? 電気料金値上げ後…初めての冬
ことし6月に北電が電気料金を値上げしてから初めての冬を迎えます。
冬をエアコンで乗り切る人が増えるなか、節電のコツを「生活家電アドバイザー」に聞きました。
11月も今週で終わり、本格的な冬の足音が聞こえてくる季節。
冷え込みがますます厳しくなるなか、気になるのが電気代です。
北海道内ではエアコンで冬を乗り切る人も増えるなか、少しでも電気代を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか。
(ヤマダデンキ生活家電アドバイザー 戸田拓郎さん)「いかに部屋の設定温度を維持するか、設定温度まで近づける時間を早くするかが節電の一番大きなポイントになります」
エアコンの負担をできるだけ減らすためには、
・風量の設定は「自動」にすること
・スマホなどと連動させ、ちょうど良いタイミングでスイッチを操作できる「スマート家電」を活用すること
・フィルターを手入れすること
などが有効だといいます。
さらにー
(根本記者)「節電をしながら効果を高めてくれるのが、サーキュレーターです」
(ヤマダデンキ生活家電アドバイザー 戸田拓郎さん)「暖かい空気は上に溜まる習性があるので、(部屋の)上と下では3℃ほど違いがあると言われています。サーキュレーターを併用することで、上にある暖かい空気を下に循環させる効果がある」
また、加湿器と組み合わせて湿度を高める方が暖かく感じることがわかっているということです。
(北海道電力広報部 大房浩平さん)「工夫ひとつでできる省エネもあるので、紹介した“省エネ”を取り入れていただければ」
体も財布もあたたかく冬を越すためにー
ちょっとした工夫を積み重ねることがポイントです。