北海道・帯広警察署は2024年7月9日、60代の男性が投資詐欺で440万円の被害に遭ったと発表しました。

男性は4月下旬、インターネット閲覧中に投資の広告を見つけタップすると、勝手にSNSグループに登録されました。

その後、投資家やアシスタントを名乗る男女合わせて5人から「原油の投資はもうかる」と勧誘され、約1か月半の間に合計440万円を指定された口座に振り込んだということです。

犯人グループから教えられた専用のアプリを、男性がダウンロードし確認すると、約5万9千ドルの利益が出ていたため引き出そうとしたところ、30％の手数料を支払わないと口座が凍結されると連絡があり不審に思って警察に相談し詐欺に気づきました。

警察によると原油の投資による詐欺被害は道内でも珍しいということです。

警察は、「SNSでの投資の勧誘は詐欺を疑い、専用電話「♯9110」で相談してほしい」と注意を呼びかけています。