第一管区海上保安本部に澤井俊・新本部長就任「連携」を強調 坂の多い小樽生活雪道に“心配”も
第一管区海上保安本部の本部長に澤井俊・一等海上保安監(54)が7月1日付で就任し、2024年7月12日、小樽市で就任記者会見を開きました。
澤井本部長はこれまで海上保安庁で3度の勤務を経験し、2010年には総務部政務課企画官として、尖閣諸島中国漁船衝突事件で広報を担当しました。
2022年、知床半島沖で発生した観光船沈没事故については、捜索と捜査に全力を尽くすとしたうえで「事故を起こさせないことと、起きたときの対応を強化する」と話しました。
また、「連携」をキーワードに、被だ捕防止とテロ対策・密漁や外国船舶による違法操業の取り締まり・海難防止と適切な海難対応・自然災害への対応の4点に注力すると表明しました。
プライベートについては、おいしい寿司屋を見つけることと、坂の多い小樽の雪道で転ばないようにしたいと目標を語りました。