札幌、転倒搬送が急増…すでに昨年度1.4倍ハイペース 転倒が一番多い時間帯とは?
札幌では、雪道での転倒事故が増えています。
このままのペースでいくと過去最多となる見込みで、消防では冬道の歩行について注意を呼びかけています。
きょう(2024年2月20日)午前9時前、足元に気を付けて歩く市民の姿が―。
ことしは特に雪道での転倒事故が増加しています。
札幌市消防局によると、雪道での転倒による救急搬送は、2022年度は925件だったのに対し、今年度は1336件と、1.4倍以上にのぼります。
(札幌市消防局 阿波俊也消防司令)「暖かくなると雪解け水が発生して、また気温が低下するとそれが凍結して滑りやすい路面ができる状況がある。調査開始以来2番目の多さになっている。このまま増えると、過去最多になる」
雪道での転倒は午前8時から10時の間が最も多く、夕方にも再び増える傾向にあります。
歩道はもちろん、地下鉄の出入り口などが特に滑りやすくなっているので注意が必要です。