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ワンマン列車が駅停車後、ホーム反対側のドアが開く 乗客にけがなし JR北海道・函館線大沼駅

2024年7月14日 15:17
ワンマン列車が駅停車後、ホーム反対側のドアが開く 乗客にけがなし JR北海道・函館線大沼駅
不具合が発生した車両と同形のキハ150形(手前)

JR北海道は2024年7月14日、駅に停車した列車がドアを開いた際にホームと反対側のドアも一部開いた不具合があったと発表しました。

不具合があったのは、JR函館線の大沼駅です。

7月13日午後8時49分頃、駅に到着した長万部午後6時34分発函館行きの普通列車がホーム側のドアを開いたところ、ホーム反対側のドアが部分的に開いてしまったということです。

列車はキハ150形のワンマン車両(一両編成)で、運転士は大沼駅停車後、列車の一番前のドアを開けるためにドアスイッチを「開」にしたところドアが開きませんでした。

このため一旦スイッチを「閉」にしてから再度「開」にしたところ、ドアは正常に開いたものの、反対側の開かないはずのドアも20センチ程度開いていることに気付いたということです。

当時、車両には11名が乗車していましたが、乗客にけが人などはいません。

JRはワンマン車両に何らかの不具合が発生したものとみて、同じ形式の車両の運行を取り止めて緊急の点検作業を行っています。

この影響で、13日と14日で合わせて列車9本が運休となりました。

JRでは不具合のあった車両も含め調査を進め、必要な対策を講じたいとしています。