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冷うどん爆売れ!観光庭園も開花一気!北海道6月中旬並みに気温上昇 花粉大飛散予測も…

2024年4月8日 18:32
冷うどん爆売れ!観光庭園も開花一気!北海道6月中旬並みに気温上昇 花粉大飛散予測も…

(恩田記者)「日差しも入り、過ごしやすい気温となりました。大通公園、こういったところに腰かけて食事するなど楽しそうに過ごしています」

2024年4月8日、最高気温が22.0℃と6月中旬並みまで気温が上昇した札幌。

中心部では半袖を着たり腕まくりをして歩く人の姿が見られました。

(札幌市民)「きのうまでは冬のコートを着ていたがきょうは半袖。全然変わった」

(東京からの観光客)「暑いです。ダウンを持ってきたのに暑すぎる。気持ちいいですね」

南から流れ込む暖かい空気やフェーン現象の影響で、8日は各地で季節外れの暖かさとなりました。

湧別で24.6℃、遠軽で24.1℃などオホーツク海側の地域では夏日に迫る気温となりました。

(湧別町民)「暑いですね。急に暑くて半袖でもいいくらいです」

(湧別町民)「きょうは暖かいですね。異常なくらい暖かい」

この影響で、北見市の飲食店では売れ行きを伸ばした商品がー

次々とオーダーが入っていたのは、冷水でしめたうどんです。

この冷たいうどんが注文の8割を占めたということです。

(来店客)「冷たくしました」

(来店客)「きょうは冷たいのにしました。すぐこれにしようって決めました」

(きたほのか 今野洋志さん)「今日はほぼ冷たいのだったので、きょうが今年で一番冷たいのが出た日だと思います」

(山﨑記者)「旭川市内の観光庭園です。園内にはまだ一部雪が残っていますが、ここ数日の気温上昇で、春の花々が続々と咲き始めています」

雪解けとともに強まる春の足音。

(上野ファーム 上野砂由紀さん)「これがスノードロップという花。これが雪が解けて一番最初に咲く花」

こちらの観光庭園では、雪解けが遅れていましたが、気温が上がり、スノードロップなど春の訪れを告げる花々の芽吹きが進みました。

4月19日からの今季の営業開始に向けて準備を進めています。

(上野ファーム 上野砂由紀さん)「これだけ気温が上がって雪が解けて、眠っていた植物が一気に目覚めた。この暖かさは春の植物にとってはいいかなと思います」

こうした中、待ち遠しいのが桜の開花です。

(恩田記者)「桜の花、あ、ありましたが、まだ蕾ですね」

札幌の桜の開花は平年は5月1日、2023年は4月15日でした。

花がひらくのはもう少し先になりそうです。

一方で、気温が上がると気をつけたいのが、花粉です。

札幌市内ではすでにハンノキの花粉が飛散していて、これからはシラカバ花粉の飛散も本格化します。

(北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)「きのう観測したものは、ことしはハンノキが去年よりも圧倒的に多い結果だった」

こちらのクリニックでは、空気中の花粉の数を毎日確認していて、気温などの気象データからその年の飛散量を独自に予想しています。

(北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)「ことしは僕は自信をもって大飛散になると予測しています。花粉は吸いこまないことが重要。マスク等で花粉を吸いこまないようにする。それはかなり有効です」

春の到来でぽかぽか陽気となった道内。

9日は一転気温が下がる予想となっていて、洋服選びや体調管理に注意が必要です。

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