【物価のゲンバ】キャベツ・白菜・レタス…三大葉物野菜気になる今後の最新見通しを村雨アナ探る
様々なものの価格が上がっているいま、物価の最前線で働く方にいまの傾向を伺います。
札幌市豊平区のスーパー・キテネ食品館 月寒店にカメラがお邪魔しています。
ここ最近は葉物野菜の価格高騰が話題となっています。
青果を担当する田中さんに、いまの価格や今後の傾向を伺います。
(村雨アナウンサー)「葉物野菜の価格の傾向はどうなっていますか?」
(田中圭太社長)「1週間前からようやくキャベツとレタスの価格が下がってきました」
(村雨アナウンサー)「まずは価格が安くなったというキャベツですが、きょうのお値段は1玉430円、これはどのくらい安くなっている?」
(田中圭太社長)「普通のサイズで538円だったキャベツが2割ほど下がった」
(村雨アナウンサー)「キャベツの価格は今後どうなりそうですか?」
(田中圭太社長)「いまの価格が2月いっぱいまでは続く見通し」
(村雨アナウンサー)「そして、安くなったという、もう1つの葉物野菜・レタスですが、きょうは1玉214円。これは1週間前と比べてどのくらい安くなった?」
(田中圭太社長)「1週間前は322円だったレタスは3.5割ほど下がりました」
(村雨アナウンサー)「今後の市場の傾向は?」
(田中圭太社長)「レタスはいまの価格が1~2週間は安定していくと思う。それ以降は本州の天候次第」
(村雨アナウンサー)「レタスとキャベツが値下がりした要因は?」
(田中圭太社長)「2つとも同じ理由なんですけど、高値で需要が減ったため物が余ったのと、本州の天候も安定して流通が良くなったので値下げができました」
1週間前は高値だったレタスは3.5割ほど、キャベツは2割ほど値下げされました。
(村雨アナウンサー)「この時期に鍋料理で使う白菜は4分の1カットで214円ということですが」
(田中圭太社長)「白菜は引き続き例年の2倍の価格が続いています」
これまでは高値で手が届かなかった葉物野菜が値下げされたことで、久しぶりに家庭の食卓にキャベツやレタスが並びそうです。