北海道旭川市の神居古潭で女子高校生を殺害した罪などに問われている当時１９歳の女の４回目の裁判で、検察は女が「内田梨瑚被告が女の子の背中を押したら、姿が見えなくなった」と供述していたとする調書を読み上げました。

殺人などの罪に問われているのは、当時１９歳だった小西優花被告です。

起訴状などによりますと、小西被告は２０２４年４月、内田梨瑚被告とともに旭川市の神居古潭で、留萌市に住む１７歳の女子高校生を橋の欄干に座らせたあと川に転落させ、殺害した罪などに問われています。

４回目の裁判員裁判は午前１０時半から始まりました。

検察は、小西被告が供述していたとする「内田被告が女の子の背中を押したら、姿が見えなくなった」などの調書の内容を読み上げました。

４日の裁判では被告人質問が実施され、夕方ごろまで続く見通しです。