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証言拒否の内田梨瑚被告 供述調書で「やっちゃいますか?」小西被告が暴力提案 旭川高校生殺人

2025年3月3日 16:17
証言拒否の内田梨瑚被告 供述調書で「やっちゃいますか?」小西被告が暴力提案 旭川高校生殺人
内田梨瑚被告が証言を拒否

事件の真相を話すことはありませんでした。

北海道旭川市の神居古潭で、女子高校生を殺害した罪などに問われている当時19歳の女の3回目の裁判。

証人として共犯の22歳の女が出廷しましたが、「話したくありません」とわずか数分で退廷する事態となりました。

黒いタートルネックに身を包み、法廷に姿を現した内田梨瑚被告。

犯行を主導したとされる本人が何を話すのか注目されましたがー

(裁判長)「宣誓を拒むと罰金などが科されることになるが」

(内田被告)「(沈黙)」

わずか5分で退廷する事態となりました。

法廷で何があったのでしょうかー

殺人などの罪に問われているのは、当時19歳だった小西優花被告です。

起訴状などによりますと、小西被告は2024年4月、内田梨瑚被告とともに旭川市の神居古潭で、留萌市に住む17歳の女子高校生を橋の欄干に座らせたあと川に転落させ、殺害した罪などに問われています。

3日に開かれた小西被告の3回目の裁判員裁判。

午前10時半、検察の証人として出廷したのは内田被告です。

しかし、思いもよらぬ事態となりました。

(裁判長)「名前は?」

(内田被告)「内田梨瑚です」

(裁判長)「宣誓してください」

(内田被告)「同じ内容の裁判が控えているのでここでは話したくありません」

(裁判長)「正当な理由にならないので、宣誓してください」

(内田被告)「しないです」

裁判長が偽りを述べない旨を誓う“宣誓”を求めましたが、内田被告はこれを拒否。

小西被告と目を合わせることもなく、法廷を後にしました。

その後、検察が読み上げた内田被告の供述調書。

小西被告の言動についてはー

「小西は「やっちゃいますか?」と暴力をふるうことを提案した」

「小西が被害者に「絶対殺す。死ね」と言った」

初公判で小西被告は起訴内容を認めていますが、検察は「内田被告と同等の役割を主体的に果たした」と主張。

一方、弁護側は「積極的ではなく、従属的な関与だった」と主張が対立しています。

犯行に対する「量刑」が争点となっている今回の裁判。

4日は被告人質問が予定されていて、小西被告の発言が注目されます。

最終更新日:2025年3月3日 16:17
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