アイヌ施策推進法施行から5年 自見アイヌ施策相出席し札幌で会合 見直しに向け秋以降意見交換も
アイヌ施策推進法が施行から5年を迎え、アイヌ政策の進め方を検討する会合が開かれました。
札幌市内で開かれた会合には、自見英子アイヌ施策担当大臣のほか、アイヌ民族の関連団体の代表らが出席しました。
会合では、アイヌの人たちへの差別の問題や、ウポポイの取り組みなどについて意見が交わされました。
また、2019年に施行したアイヌ施策推進法は5年経過したときに必要に応じて見直すとされています。
(自見英子アイヌ施策担当相)「差別の禁止に関する規定には罰則規定が設けられていないと認識していますが、現時点でなんら法改正について決まっているということではなく、きょう議論をキックオフした」
国は、秋以降、アイヌの人たちとの意見交換会を開催し、アイヌ施策推進法の見直しに向けた検討を進める方針です。