ドラレコに映った逆走車 次々と車が車線変更「危ないと思った」 80代男性が運転 北海道
お盆の間、北海道だけでなく全国で車が逆走する事故が相次ぎました。
もし逆走車に遭遇してしまったときは、どのように対応すればいいのでしょうか。
高速道路を走るバイク。
突然、あわてて車線を左に変更しました。
その先にとまっていたのは逆走車です。
今月16日、札樽道の銭函IC付近で、80代の男性が運転する車が逆走しました。
(撮影者)「バイクや車が左車線のほうにみんな入っていったんで、故障車かなと思ってどんどん近づいていったら、逆走していた車がとまっていた。びっくりしたのと危ないなという気持ちでした」
札幌北IC付近で警察官が軽乗用車に接触しましたが、事故を起こした形跡やけがはありませんでした。
お盆の間、逆走の事故が相次ぎました。
今月16日、栃木県の東北自動車道でも逆走していた乗用車と大型バイクが衝突して、バイクの運転手の男性が足に大けがをする事故がありました。
同じ東北自動車道では前日にも、逆走車が絡む事故で4人が死傷する事故も発生していました。
もし逆走車に遭遇してしまったらどうしたらいいのでしょうか。
NEXCO東日本はこう注意喚起しています。
(NEXCO東日本北海道支社 中本哲夫課長代理)「逆走車は自らが逆走していることに気づいていないケースも多いので、追い越し車線を走行してくることが多いので、なるべく走行車線を走って前方に注意を向ける。慌てないことが第一で、逆走車両が前方から来ないか集中して確認して、万が一遭遇したら慌てずに落ち着いて、ぶつからないようにゆっくりハンドル操作をして避けることが大事」
いつ遭遇するかわからない逆走車。
もし遭遇しても焦らずに、冷静に対応することが大切です。