食べてみたい!日本一のフライドポテトが北海道厚真町に…大会で優勝 決め手の“ピルカ”とは?
いったいどんな味なのでしょうか?
フライドポテトの日本一を決める大会で、北海道代表の胆振・厚真町の店が優勝しました。
テレビ取材は初!
日本一のフライドポテトのこだわりに迫ります!
180度の油で1分、サクッと揚げられたフライドポテト。
作っているのは、厚真町で2023年から販売を始めた上野博貴さんです。
上野さんが手掛けるフライドポテト、じつは…
2024年6月に開催されたフライドポテトの日本一を決める大会で見事優勝!
日本一のフライドポテトが厚真町から誕生したのです。
(ZZZ365 上野博貴さん)「初出場で初優勝という、奇跡が起きた」
上野さんの作るフライドポテトの最大のこだわりは、やはり「ジャガイモ」です。
十勝で30品種以上のジャガイモを食べ、たどり着いたのは、スーパーではあまり出回らない「ピルカ」という品種。
さらに、このジャガイモを1年以上寝かせた熟成イモだけを使っています。
(ZZZ365 上野博貴さん)「ピルカの熟成イモにダントツでほれ込んだのがスタートですね。約2年くらいかけて商品開発しました」
低温で寝かせた熟成イモは、でんぷんが糖にかわり劇的に甘くなるといいます。
その分、普通のジャガイモより焦げやすいなど、揚げ物には向いていないと言われていました。
それでもこのイモを生かすためにたどり着いた工程が―
(ZZZ365 上野博貴さん)「これは二度加熱して、瞬間冷凍させている状態です。知人友人に失敗するたび相談して、あらゆるジャンルの料理人にアドバイスをもらって、すごく手間がかかる工程を試して今に至ります」
二度加熱する工程を経て、最後は油でサクッと!
販売までに三度も揚げる、究極のフライドポテトが完成したのです。
フレーバーは全部で4種類。
一番人気は、客の7割が選ぶというディープソルトです。
(恩田記者)「最初に食べて感じるのは甘味です。イモの甘さを感じるし、塩分でそれが引き立てている」
(ZZZ365 上野博貴さん)「このフードトラックで行ける範囲は決まっているので、いろいろな飲食店に協力いただきながら、全国いろんなところで食べられるように、日本だけでなく世界に羽ばたきたい」
何度も挑戦と努力を重ねて完成した日本一のフライドポテト。
ぜひ食べてみたくなる、まさに絶品です。