整備費198億円 半導体工場の工業用水 全額をラピダス負担で合意 北海道
次世代半導体メーカー・ラピダスの工場で使用する工業用水について、道は新たに整備する送水管などの費用は、ラピダス側が負担することで合意したと発表しました。
北海道千歳市で建設が進むラピダスの工場で使用する水を巡っては、道が管理する「苫小牧地区工業用水道」から供給することが決まっています。
工場まで送水管を22キロ延長するなど大がかりな工事が必要で、費用負担のあり方が焦点となっています。
こうした中、道は198億円と見込まれる整備費用について、ラピダス側が負担することで合意したと発表しました。
工事はおよそ2年かかる見通しで、道は工場が本格稼働する前の2027年3月までに完成させる予定です。