北海道芦別市で、会社敷地内にクマが居座っているとみられ警戒が続けられていましたが、4日正午ごろ、ハンターによって駆除されました。

4日午前7時ごろ、芦別市上芦別町の市道を横断するクマ１頭を目撃したと警察に通報がありました。

クマは約体長1.7メートルで、市道を南から北へ横断したあと、近くにある建築資材の販売会社「新芦別株式会社」の敷地内に入ったということです。

その後、倉庫からガタガタという音がしてクマのような鳴き声が聞こえていたことから、警察やハンターはクマが居座っているとみて警戒にあたっていました。

ＳＴＶのカメラは倉庫付近で走るクマの様子をとらえていましたが、警察によりますと、正午ごろ、倉庫付近にいたクマをハンターが駆除したということです。

駆除されたのは体長約1.2メートルから1.3メートルぐらいのメスで、推定2歳ぐらいだということです。

会社敷地内の茂みの中に居座っていたとみられ、警察とハンターで付近を警戒していたところ、クマが茂みから出てきたためハンターが駆除しました。

目撃されていたクマと同一個体とみられています。

近くの農家によりますと、きのうは隣りにあるカボチャ畑がクマに荒らされる被害があったということです。