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テレビが見れない…禁止された外国製無線機への監視強化 ニセコ町

2024年1月26日 5:37
テレビが見れない…禁止された外国製無線機への監視強化 ニセコ町

後志のニセコ地区では外国人とみられるスキーヤーらが日本では使用禁止の外国製トランシーバーを使い、交信を繰り返しています。

北海道総合通信局では不法電波排除の取り組みを強化しています。

外国人から没収した外国製のトランシーバーです。

外国製トランシーバーは大半が日本の電波法で定める周波数の基準に合致しないため、使用するとテレビの地上デジタル放送や業務無線などに影響を与えるおそれがあります。

(職員)「方位と強さですね、電波のそれを確認しています」

北海道総合通信局では外国製トランシーバーを持ち込ませたり、使用させないための周知や、監視を強化しています。

(北海道総合通信局 広重憲嗣局長)「外国製の無線機器を使いますと。地上デジタル放送の電波と干渉してテレビがみられないと」「ルールを守って北海道ニセコでスキー、スノーボードを楽しんでいただければと思います」

北海道総合通信局ではバスの広告や場内アナウンスを通じて、外国人に周知をしています。

重大な通信妨害が確認された場合には発生源を特定し、直接、呼びかけることにしています。