冬眠しなかったクマか 北海道・新ひだか町で目撃 近くでは足跡情報も
24日午後4時ごろ、北海道・新ひだか町東静内の国道近くで、クマのような動物の目撃情報がありました。警察は冬眠できなかったクマの可能性もあるとみて警戒を強めています。
警察によりますと、国道235号沿いの住宅地で、30代の男性が1人で歩いていたところ、およそ15メートル離れたゴミ捨て場付近で、1メートルくらいの黒い動物がいるのを目撃しました。動物はその後山の方に向かって逃げたということです。
現場は雪が解けていて、痕跡は見つかっていません。現場付近では今月、クマの足跡のようなものがあるという通報もありましたが、その際も雪が解けていて確認できませんでした。
警察は、目撃された動物が冬眠できなかったクマの可能性もあるとみて警戒を強めるとともに、25日にも役場の職員が逃げたとみられる山に入り、足跡などがないか確認するということです。