「自公崩壊の象徴に」北海道3区 自民が公明と“共闘方針” 自民前衆議は猛反発 抗議文提出へ
次期衆院選の北海道3区で、自民党が公明党の候補を支援する方針を決めたことについて、3区を地盤とする自民党の高木宏寿前衆議院議員が、今週中にも党本部などに抗議文を出す考えを示しました。
(高木宏寿前衆議院議員)「非常に憤りを感じるし憤慨している」
怒りをあらわにするのは、北海道3区を地盤とする自民党の高木宏寿氏です。
自民党は前回の衆院選で北海道10区の公明党候補が落選したことを受け、自公が新たに共闘する選挙区の選定を進めていました。
高木氏によりますと、2024年12月、中村裕之道連会長から「比例上位で優遇する代わりに公明党に選挙区を譲るのはどうか」と電話で打診があったということです。
高木氏は打診を断ったということですが、自民党は3区に独自候補を立てず、公明党を支援する方針を決めました。
(高木宏寿前衆議院議員)「北海道の自公連携の象徴にと言っているけど、こういうやり方をしていたら自公崩壊の象徴になる」
高木氏は3区支部として、今週中にも党本部と道連に抗議文を出す考えです。